五家荘平家の里と吊り橋

人吉・球磨
2022年11月中旬撮影

熊本は、早いところでもう紅葉が始まったそうです。
というわけで、紅葉が楽しめるスポットの一つ!
八代の秘境・・・五家荘をご紹介します。

五家荘は、山に囲まれた奥にある秘境でして、標高が高いところもありますので、紅葉は早い時期は10月下旬から、遅い時期でも11月中旬と、割と長く紅葉が楽しめるスポットです。

そして五家荘は、樅木・仁田尾・葉木・久連子・椎原の一帯の事ですので、スポットが広範囲です。

五家荘といえば、平家落人の伝説。
壇ノ浦の戦いで敗れた平家の方々が、日本の各地に逃げて身を隠したという伝説のある場所の中の一つ。
山に囲まれた、奥深くの秘境である五家荘まで逃げ、身を隠しながら生きた・・・そんな場所。

というわけで、五家荘のスポットいくつか見ていきますが、終着点を平家の里に設定!

そして、ナビを頼りにまずは五木村の方へ車を走らせていると、私がまず遭遇したのが、こちら。

(2022年11月中旬に撮影)

白滝公園です。

うわぁぁぁっ✨って声が出ました。
11月中旬は、やはり紅葉が見ごろですね。

熊本市内から、車で1時間30分くらいのところです。
鍾乳洞などもあり、かなり散策できて楽しそうな公園なのですが、今回は平家の里を目指すので、今回はトイレ休憩のみ。

ここでトイレを済ませておかないと、ここから先は平家の里までトイレが無くて苦労するかもです💦

さて、ここから平家の里を目指します。
五家荘へのルートはいくつかあって、今回のルートは五木からのルート。
五木から向かうと、宮園の大イチョウが途中にあるので、そちらも一緒に楽しめます。

宮園の大イチョウの記事はこちら ⇒ 宮園の大イチョウ と 宮園阿蘇神社

宮園の大イチョウに立ち寄らなかった場合、白滝公園から五家荘平家の里までは、車で約50分です。

なかなか、山の奥にあります。
ちなみに、熊本市内からまっすぐ五家荘・平家の里へ向かった場合、ルートによっては1時間30分~1時間50分で行けるようです。

そして、到着しました!

五家荘 平家の里 です!!

平家の里は、木の門がお出迎え。
あたりの紅葉は、かなり真っ赤に紅葉していました。
歩き進めていくと、山菜料理や手打ちそばが食べられる茅葺き屋根の食事処がありました。

そして・・・

五家荘に伝わる平家落人のゆかりの品々や、貴重な遺品を展示してある資料館がありました。
古くから伝わる伝統芸能や、平家にまつわる「能」を鑑賞できる「能舞台」もあって、朱塗りの建物が美しかったです。
当時の落人たちの歴史や生活様式を知ることができます。

資料館には、ででーん!と、平清盛像が展示してありました。

それにしても、紅葉が美しいわぁ・・・。

しっかりと探索したら、近くにある吊り橋へ。

樅木の吊り橋 です。

平家の里から、車で4分のところにあります。

駐車場がありますので、車を停めて少し歩きます。

こちらの吊り橋、親子吊り橋になっております。
二本あるんです、吊り橋が・・・。

揺れるぅぅぅ💦

こわいいいいいいいい(泣

上の方が「あやとり橋」、下の方が「しゃくなげ橋」
もともとは住民の生活道として使われていたそうです。
えぇぇぇ・・・(゚Д゚;)

そして、五家荘には、ほかにも梅の木轟の滝などもあります。

この日は時間の都合上で、足を運ぶことができませんでしたので、次の機会に行ってみようと思います。
吊り橋を渡ると、滝つぼまで行けるらしいよ!

ちなみに、こちらの滝、なぜ梅の木っていうかといいますと、菅原道真をしのんで植えた飛梅(大宰府にありますよね)の木を運ぶ途中、滝に落としたことから名付けられたんだとか。

ん? なんで菅原道真?

実は・・・
この五家荘は、京の都から政敵・藤原一族に追われた菅原道真の子が、改名して仁田尾に逃げ延びた場所でもあるんです。

古来より隠れ里として存在してきたんだなぁ・・・。

平清経の子孫が代々暮らした「緒方家」
菅原道真の子孫が暮らした「左座家」

これだけ奥深い場所にあるんだもの

そりゃ、隠れるのには最適だよなぁ
ロマンを感じるわぁ

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