黒岳原生林と男池湧水群

大分

七月下旬へと突入した熊本。
やっと梅雨明けしました!
これで、また青空の中のドライブができますね★
とはいえ、これからは暑さとの戦いになりますねぇ・・・。

夏の暑い時は、海や渓谷などの水のある場所に行きたくなります。
意外と、山も涼しくて避暑にはいいような気がします。

というわけで、今回は・・・・・

黒岳原生林 をご紹介いたします。
そして、黒岳原生林の中にある、男池(おいけ)湧水群 をピックアップいたします。

黒岳原生林は、その名の通り、黒岳の原生林です。
黒岳は、山がすべて原生林でおおわれているくじゅう山群唯一の山です。
黒岳の麓から山そのものが原生林になっています。
では、黒岳へ向かいます。

とはいえ、Googleマップ等のナビを使用する場合、黒岳で設定するよりも男池湧水群で検索した方が、確実かなと思います。
男池湧水群は、黒岳の登山口(黒岳の麓)にあります。
男池湧水群への入口向かいに駐車場がございますので、黒岳へトレッキングしたい場合でも、この男池湧水群を目指せば間違いなくたどり着けます。

というわけで、男池湧水群を設定してレッツゴー★

熊本市からですと、車で約2時間30分のドライブとなります。

阿蘇を走り、そのまま「くじゅう連山」のほうへ。
阿蘇くじゅう国立公園内にあります。

阿蘇を抜け、産山や小国を超えた先、熊本県近くの由布に位置しています。
こうやって見ると、大分って近いなぁ。

実は、私は子供のころ、父に連れられて黒岳登山に行ったことがありまして。
そして、20代のころにも、黒岳登山をしております。

子供のころは、男池から30分くらい歩いた先にある「かくし水」までトレッキングして、水を汲んでゆっくりして戻るという、往復1時間程度のトレッキングをしておりました。

駐車場は道路の反対側にありますので、そこに車を停めて、道路を渡って原生林の中へと入ります。

ここで、一つ注意です。

水汲み用のボトルは、あまり大きいものは持っていかない方がいいです。
もし、大きいボトルで沢山注ぎたい!という方は、キャリーのようなものを用意した方がいいです。

というのも・・・

水汲んだ後、重くなったボトルを持って歩かないといけないのが、かなりキツイんです💦

では、とりあえず湧き水を入れるボトルを持って、森の中へ。

歩道を歩き進めて行くと、浅瀬の川が。
桟橋を渡ります。

この時点で、とにかく水が透明なのに驚きます。

男池は阿蘇野川の源流なので、この川の水も阿蘇野川の源流のお水になります。

あ!
あの木についてるキノコ・・・・サルノコシカケ?
霊芝(れいし)なんじゃないかな!?

そして、流れる水がだんだんと濃くなってる!

とにかく、マイナスイオンだらけの、なんとも良い空気。

原生林の中を歩き進めると、黒岳の登山口が。
黒岳登山は、このなんとも雰囲気のある階段からスタートするんですよねっ

そして、この登山口を通り過ぎたところに、男池湧水群の水汲み場があります。

男池湧水群は黒岳の地下水で、数か月から1年以上をかけて地層を通り抜けて湧き出すお水です。
お水の色は、とても綺麗な青。
こんなに綺麗な青色の湧き水、見たことないです。

そして、ミネラルも豊富なうえ、微量の炭酸ガスも含まれる炭酸水です。

水の中は、とにかくすごい透明度の高さ。

透明度が高いがゆえに、水底まで見えますがめっちゃ深いので、入っちゃだめです。

水汲みが終わったら、汲んだお水は置いておいて、周辺の散策へ。
見渡す限り、巨木と森。

聞こえてくるのは、鳥のさえずりと川のせせらぎの音のみ。

この原生林は、落葉樹の巨木だらけ。
地面もふかふかしてて、生きている樹が沢山です。

大きな岩を抱きかかえるようにして育つ巨木。

自然のたくましさと美しさを感じ取れる、そんな素敵な場所です。

散策が終わったら、お水をもって駐車場へと戻ります。

うわぁぁぁ
水が重い・・・帰りがキツイ・・・

みず、欲張ったらダメ、絶対。

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