【京都】建仁寺と、南禅寺(京都旅1日目)

番外編

過去に何度も京都へと旅をしております、かちゅんです。
でも、それでもまだまだ京都は回り切れておりません・・・。
行けば行くほど、次も行きたい!!と思わせる場所が沢山ありまして。
すると、行きたい場所だらけに(笑)

なので、とりあえず二つのお寺をピックアップしようと思います。

熊本からだと、京都へは「新幹線」「飛行機」かで迷いますよねぇ。

新幹線だと、熊本駅 ➡ 福岡(小倉か博多)で乗り換え ➡ 京都駅
飛行機だと、阿蘇くまもと空港 ➡ 大阪伊丹空港 ➡ 高速バスで京都駅

ちなみに移動時間は、

新幹線だと3時間30分から4時間。(さくら→のぞみの場合)
飛行機だと京都駅まで高速バスの移動時間もいれて2時間

見比べてみて、安い方がいいのか、早い方がいいのかで決めてもいいかもしれません。
私の場合、ややこしいのが苦手なので、新幹線の方が好きです。

とはいえ、飛行機で移動することもあります。

飛行機だと景色が楽しめます。
上空から見る大阪の街並み、私結構好きなんです。
この日は、雲がまるで鳳凰の様で、ちょっとわくわくしました(笑)

京都駅に着いて最初に目に入ってくるのは、京都駅。
京都駅の天井はなかなか繊細で美しい仕様です。
そして、階段に浮かび上がる絵も、ずっと見ていられる美しさ。
京都駅ではお土産も豊富にあり、おいしいご飯もたべれますので、困ったら京都駅にいけばとりあえず何でも手に入る気がします。

そして、京都駅を出て最初に見えるのは京都タワー。
京都タワーにも、お土産売り場がありまして、私はよく京都タワーで生八つ橋とパリッパリの八つ橋を買います。

さて、今回は、二つのお寺をピックアップします。
まずは、建仁寺

京都駅から、バスで20分くらいのところにあります。

地図で見るとわかるように、実は駅の近くには三十三間堂渉成園もあります。
この二つも大好きな場所で、三十三間堂は私の好きな雷神もいます。
(私、実は雷神推しです)
渉成園には夏に行くと大きな蓮が咲いていたりと、とにかく好きなところです。

さて、ご紹介する建仁寺は、どんなお寺かというと・・・

とにかく、すっごい癒されるお庭のある、時間の流れがゆっくりと感じられる庭園を有したお寺です。

息子がまだ小学生くらいの時に初めてこちらを訪れた際には、息子も私もこの場所を気に入ってしまい、かなりの時間をここでぼーっと座って過ごしました(笑)

でも、この建仁寺は、お庭だけではなく、建築も素敵でして。
建物の中を好きにうろうろできるんですが、回廊になってる廊下とか中庭とか縁側とか、とにかくどれも素晴らしい。

壁に、いくつか雪見窓がありました。
覗くと、枯山水が見えるんですが、季節に応じて様々な景色がみえるんだろうなぁ。
この雰囲気もまた良き。

この建仁寺は、臨済宗建仁寺派の大本山の寺院なんですね。
開基は源頼家、開山は栄西なんだそうです。

なんと! 京都最古の禅寺です。

素敵なお庭を眺めたあとは、室内を見学します。
建仁寺には、水墨画の龍が描かれた場所がいくつかございます。
そのうちの一つが、こちら。

建仁寺方丈障壁画 雲龍図襖
安土桃山時代に描かれた、海北友松の水墨の龍の作品です。

そして、もう一つ忘れてはならないものが、こちら。

風神雷神図屏風です。

この金の屏風、教科書とかで見たことありませんか?

風神と・・・私の推しの雷神!

俵屋宗達の真作、しかも晩年の最高傑作!
(時代は、江戸時代)

この建仁寺で見れるのは、高精細複製作品の屏風画。
本物は、現在は博物館にて保管されてます。

三十三間堂の雷神のほうが、私の好みなんですが・・・こちらはこちらで、良きーっ

そして、建仁寺には天井に龍の絵が描かれております。
こちら!

双龍図

阿吽の口をした2匹の龍が描かれています。
ずっと見上げていたい・・・・そんな迫力のある、そして、カッコイイ龍です。
天井が大迫力です。

とにかく、写真に撮るのに苦労しました(笑)
結構難しいんです、撮るの。

しっかりと建仁寺を楽しんだら、次は・・・

南禅寺

なぜ、建仁寺のあと南禅寺か、というと、南禅寺が一番端っこにあるからです。
建仁寺から南禅寺に向かう間にも、沢山のお寺や神社があります。
行こうと思えば、光台寺や知恩院なども、道すがらに立ち寄ることができます。
ただ、南禅寺となると、ついでに行ける位置にないんです。

四条京阪[祇園四条駅](バス)で蹴上まで、約35分

蹴上バス停から歩くことになります。
その際に、ぜひ立ち寄ってほしい場所。

蹴上インクラインです。

この蹴上インクラインから、徒歩で南禅寺まで、楽しみながら歩けます。
蹴上インクラインは、桜の名所で、線路を囲むように満開の桜が咲き乱れて、線路の真ん中で写真が撮れるスポットになっています。
この線路は、現在使われておらず、自由に入ることができるんです。

この写真を撮った時は、雨でもう桜が散ってしまった後で、とても悔しい思いをしました。
そもそも、この蹴上インクラインって、なんだったのかというと。
舟を、荷おろしすることなくこの斜面の下にある南禅寺船溜まで、舟ごと台車に乗せて斜面を昇降させるための線路で、明治時代に使われていました。
建設当時は世界最長のものだったんだそうです。

舟が山を登って、舟が山を下りてたんです。

このインクラインは、景色以外でも見どころがあります。

蹴上インクラインは、補修工事でいくつか部品を交換されたりしながら、長年にわたり使われてきました。
そんな中、昔使われていた部品のなかの一つ、枕木を停めるための釘が残されています。
角ばった凸型のドッグスパイキ(犬釘)と、楕円状の皿形のタートルスパイキ(亀釘)。

とくに、この犬釘、めっちゃ珍しいらしいです

横から見ると、お耳があって、わんちゃんの横顔みたいに見えるでしょ?
だから、犬釘。

ひとしきり、蹴上インクラインを楽しんだら、歩いて南禅寺へと向かいます。

南禅寺は、あまり時間が取れずにゆっくり見て回る事ができませんでした。
でも、南禅寺三門には登りました。

この南禅寺は、日本最初の勅願禅寺なんですって。
京都五山とか、鎌倉五山とかの上の、別格の寺院で、日本のすべての禅寺の中で、一番格式が高いんだそうです。

南禅寺の敷地内に、実は一つぜひ見て欲しいものが。

それは、水路閣です。

かなり時間がせまっており、急いで撮ったため、写真が手振れてしまっておりますが・・・・

南禅寺の境内にある、琵琶湖疎水の水路の橋です。
昔は、琵琶湖からこれで水をひいていたんですね。

南禅寺の境内にあるため、景観を大事にして作られたんだそうです。
美しいレンガ作りの、アーチの橋が、長く続いている風景が見れます。
そして、上部を水が流れるところも見れます。

宿泊する場所を遠いホテルにしてしまっていたため、時間に追われることになってしまい残念でした。
この南禅寺に足を運ぶ際には、近くのホテルにした方がいいです。

一番近くですと、ウェスティン都ホテルとかがめっちゃ立地的には良いと思います。

ウェスティン都ホテル京都

時間に余裕をもってリベンジしたいので、南禅寺目的で今度は旅行したいです。
蹴上インクラインを楽しみたかったら、桜の時期かなぁ。
でも、南禅寺の紅葉も捨てがたい・・・。

次は、春か秋に。

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