冬の篠栗九大の森

熊本県の周辺

季節によって、様々な姿を見せてくれる森。
熊本には、阿蘇がありますし、森も豊富です。
ですが、今回は福岡にあり、素敵な風景を楽しめる森をご紹介します。

篠栗九大の森 です。

篠栗九大の森は、福岡の篠栗町と九州大学が共同で整備、管理を行っている森。
この森は、約17ヘクタールの広さがあり、約50種の常緑広葉樹と約40種の落葉広葉樹が生育しています。
中心に、蒲田池という池があり、その周りに約2キロメートルにわたって遊歩道があります。
ところどころ、ベンチなどの休憩所もありますので、休憩しながらのんびりお散歩ができます。

熊本から、車で高速道路を使って、約1時間30分
公共の交通機関を使っていくと、2時間くらいです。

この森での私のお目当ては、「ラクウショウ」

熊本には、「メタセコイア」という樹が並木になっていて美しい場所があります。
阿蘇に並木があって、秋は紅葉して綺麗なんですよね。
「ラクウショウ」は、このメタセコイアと似ている樹。

熊本にも、ラクウショウは植えてあるところがあるんですが、この篠栗九大の森では・・・

根元が池の水につかった状態で自生している姿を見る事ができます。

その風景は、まるでジブリの世界みたいなんだとか。
そりゃあ、見に行かないといけないでしょ!
というわけで、行ってみたんですが・・・

あ、あれ?
水・・・・

ラクウショウの根っこが、水に浸かっていない・・・?
え、っと・・・・
わし、あわてて調べてみた。
結果・・・

水に浸かった風景が見たい場合は、春先から梅雨明け前後、紅葉の見頃は11月中旬・・・

うわぁぁぁっ
調べてから行くべきだったー!!

まあ、でも、冬の風景も素敵!

このラクウショウ、根っこの形が独特。
とても特徴的な形をしてます。

ラクウショウの紅葉も、濃い赤みがかったオレンジで、美しいです。

それに、この風景はそれはそれで、外国の風景のようでとても美しいと感じました。
足元の枯れ葉と、ブーツがなんだかマッチしてて、すっごくお洒落な気分になりました。

冬は冬で、赤茶色のクラシカルな外国の雰囲気が楽しめました。

篠栗九大の森、四季を通して楽しめる森だと思います。

ちなみに、かなりの広さがあります。
ラクウショウが楽しめるのは、「水辺の森」になります。
他にも、「マダケの林」や「カシワとナラの森」などもあります。

ぜひ、ゆっくりと散歩をしながら、じっくり楽しんでみて欲しい・・・そんな森です。

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